あの古式ゆかしい十二単の衣装に
憧れる女性もいらっしゃるのではないでしょうか。
源氏物語や平家物語で出てくる姫君の雅な描写やドラマ
皇室や女性芸能人の結婚式の報道など
目にする機会は意外と多いですね。
皇室が着るものだし無理だろうとお思いになるかもしれません。
そんな十二単がレンタルで着られる結婚式場があるんです。
神社の結婚式で十二単を着ることが出来る
お店をご紹介していきます。
目次
十二単衣の魅力とは
十二単衣を漠然とはご存知な方が多いとは思うのですが
具体的にどのような衣装なのかを振り返ってみましょう。
重ねられた衣装の色目が特徴の着物です。
この色の組み合わせを「かさね」(襲・重)と呼び、
着用の季節や行事も厳密に定められていたのだそうです。
春には「花山吹」「紫の匂」、
夏であれば「若菖蒲」「白撫子」といった調子です。
儀式で用いる「紅梅の匂」は濃紅~〜淡紅〜紫がかった
薄ピンクのグラデーションに色調の着物が重ねられて用いられてきました。
十二単衣を挙式に着られるように準備している
場所はまだ少ないのが現状です。
また、十二単衣という衣装は、非常に重く動きにくいため
階段が多かったり段が多い会場では移動が出来ず
挙式する場も限られてしまいます。
十二単衣を着る際の特徴的な髪型
「おすべらかし」 「おおすべらかし」とも言います。
この特徴的な髪型にも憧れた方はいらっしゃるのではないでしょうか。
髪を 肩や背中の辺りで緩やかに結ぶ形のものです。
後ろでまとめた髪に「長かもじ」
(髪を結ったり垂らしたりする場合に 地毛の足りない部分を
補うための添え髪・義髪のこと) を継ぎ、
その長かもじに水引や絵元結などを掛けます。
これが宮廷女官や公家の女性の公式の場での髪とされていました。
髪型も含めて十二単衣装束で結婚式に望んでみましょう。
十二単衣を着ることが出来る会場をご紹介
そんな特徴を持つ十二単衣ですが
一部の挙式会場や貸衣装店で取扱があり
着ることが可能です。
式場選びの際、十二単衣が着たい方は
十二単衣を着ることが出来る会場も
チェックして候補の一つとしても良いかもしれません。
関東で十二単衣を着ることが出来る式場
十二単衣が着られる5つの会場の会場についてご紹介します。
- 嘉ノ雅茗渓館 (東京)
- 湯島天満宮(東京)
- 七社神社(東京)
- 靖国神社(東京)
- 八芳園(東京)
関西で十二単衣を着ることが出来る式場
そ十二単衣が着られる6つの会場の会場についてご紹介します。
- 下鴨神社 (京都)
- 上賀茂神社(京都)
- 平安神宮(京都)
- 田中神社(京都)
- 春日大社(奈良)
- 大神(おおみわ)神社(奈良)
全国各地へ対応している出張レンタル十二単衣
大阪にあるレンタル衣装店ですが
出張に対応しています。
- ウエディング絆大阪心斎橋サロン本店
自分のやりたい会場で許可が出れば出張して来てくれるので
十二単衣を着ることが出来ます。
もちろん自分自身で着ることはできないので
着付けも含めて対応しています。
この出張サービスを利用して十二単衣を着て挙式された
会場があります。
- 静岡県伊豆市の「あさば」旅館
- 長野県四柱神社
実際に持ち込みできるかどうかは、
挙式予定の神社や挙式会場へ確認をしてみましょう。
日本の文化が詰まった十二単衣を着て素敵な結婚式に
十二単衣での挙式も考えてみると
日本らしい文化に触れられるといった素敵な一面があります。
選択肢が広がり素敵な神前結婚式や
個性のある結婚式が出来るかもしれません。
十二単衣そのものは着物が12枚重なるので思いですが
その分、貴重な思い出になること間違いありません。
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